夜の街、それも歌舞伎町のような大きな歓楽街だと、もはやなんでもアリなイメージをお持ちの方も少なくないのではないでしょうか。確かに終電後の歌舞伎町の様子はかなり異様です。路上で寝る女性や人目もはばからず愛し合うカップルなどは珍しい光景ではありません。またホストクラブも同様にお金さえ払えば何をしても良いというイメージをがありますよね。しかし、そんな歌舞伎町や歌舞伎町のホストクラブにもタブーは存在します
更新日 2018年03月31日
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夜の街で最も有名なのは日本だと歌舞伎町でしょう。
ネオンに彩られた世界は危なげで時に自由な妖艶さを放っています。
乱痴気騒ぎもこの町の代名詞と言えます。
ホストクラブやキャバクラでは日夜男女がお酒を飲み騒いでいるのです。
深夜の歌舞伎町は異様な雰囲気で、終電がとっくに終わった3時過ぎでも街全体に煌々と灯りがともり、得体の知れない連中がうようよしてて、外人女が頬に刺青した若造にぶん殴られて泣き喚いてたり、ホームレスがいきなり路地裏でパンツおろして下〇便たれたりとか、とにかく基地外みたいなところだった。
よく、「今の歌舞伎町は昔にくらべて落ち着いた」と言っている人がいますがそんなことないです。
都心のどこへ行っても言えることなんですが、あまり立ち止まらないほうがいいです。
とくに歌舞伎町なんて、歩いていてもしつこくキャッチがくるので、立ち止まっていたら一斉に群がってきます(笑)
なので、立ち止まらないようにしましょう。そしてキャッチにつかまっても絶対についていっちゃいけませんよ。
「ただの飲み屋だから」と言われたとしてもです。良いお店(居酒屋、カラオケ、ホスト、キャバクラすべて)は絶対にキャッチはしません。
そんな街ですから様々な逸話があります。
一昔前までは暴力団が幅を利かせる街であったため、一般人にとっては近寄りがたい雰囲気を醸し出していました。
最近はあからさまな暴力沙汰も減り、治安が良くなってきたと言われていますが、そのぶん今度はキャッチなどが幅を利かせています。
基本的に歌舞伎町のキャッチは99%悪質な店舗に連れていかれますので注意してくださいね。
そんな秩序が乱れる街、歌舞伎町にもタブーとルールはあります。
今回はホストクラブに絞ってそれらを紹介していきましょう。
どんな業界にもルールがあります。
誰でも働けてしまう水商売だからこそ、知らなかったじゃ済まされない掟が存在します。
もちろんホストクラブも例外ではありません。
一般常識としてもNGですが、ホストクラブではお客さんに年齢を聞くのはタブーとされます。
このことに関しては罰則などありませんが、もし先輩ホストのお客さんの機嫌を損ねてしまうと、お店に居辛くなるでしょうね。
ホストクラブに限らず、女性に年齢を尋ねるのはNG。
また、職業に関しても、公務員や水商売など、自分の仕事を言いにくいと感じている人も多いので、尋ねない方が無難。
お客様自らが自分の職業を明かす場合もありますが、それはあなただから打ち明けたのであって、第3者にしゃべるのは絶対にダメ。秘密厳守です。
間違ってもSNSなどに書き込まないで!
基本的にこの3つは絶対に出してはいけないワードです。
これらの話題は個人の主義主張に強く影響され正解のない話題ですので論争に発展してしまう場合が多いのです。
もし話題を振られたとしてものらりくらりとかわした方が良いでしょう。
関西では特に野球ネタはNG。
「~が優勝しましたね」なんていうネタ振りも時に険悪なムードを引き起こします。お客様と同じチームのファンだからと言っても、店内で誰がその話を聞いているかわかりません。
同じように宗教ネタ、政治ネタも気まずい雰囲気になりがちなので、こちらからその話を振るのは避けましょう。
この3つは本気の喧嘩になりかねません…。
お客さんによっては良いかもしれませんが下ネタも避けた方が無難な話題です。
ホストクラブはお姫様をおもてなしする場所ですから、下世話な話を避けるのは当然の話ですよね。
お客様を「お姫さま」と呼ぶホストクラブ。
徹頭徹尾、「王子さま役」になりきって下ネタは言わない方が無難です。もちろん下ネタが好きな女性はいますが、不快に感じる人もいます。ましてお客様に無断で触る、なんては行為はもっての他。気をつけましょう。
また、容姿や服装などで女性全般を貶めるような発言も下ネタと同様です。目の前のお客様のことでなくても「今日ダサい女がいて…」なんて発言は妙な緊張感を生むだけ。
当たり前ですがいくら自由な裁量労働が認められやすいホストクラブとはいえ無断欠勤・無断遅刻は厳禁です。
言ってしまえば当たり前のことなのですがなかなか守れるホストが少ないのだとか。
ちなみに罰金は各店違いますが平均1万円程度の場合が多いようです。
一般的にも信用を失うNG行為ですが、ホストクラブでは店舗によって数万円の罰金が科せられることがあります。
病欠や、前もって連絡をしていても、罰金となるケースもあるようです。
遅刻・欠勤に関して詳しく明示してある店舗が増えましたが、必ず店長や先輩に確認しましょう。逆に皆勤賞がある店舗もあります。
爆弾と呼ばれるホストのタブーについてご存知の方は少ないかもしれませんね。
爆弾とは重い罰金が科せられる違反行為のことです。例えば他のホストの客を奪うなどは爆弾行為に該当します。
また、お店以外で自分が担当する客から現金を貰う「裏っ引き」を爆弾行為にしているところもあります。
俗に「爆弾行為」と呼ばれ、ホストクラブ最大の禁忌。 同僚のお客様から連絡先を聞いて連絡を取り合ったり、プライベートで店の外で会ったりしたことが発覚した場合
「そのお客様が今まで店で使った金額+これから使うであろう金額」
が罰金として科せられる店が多いようです。
その計算方法は店舗によって違いますが、ほとんどの場合、安くは済みません。やらないに越したことはありませんね。
表の世界と違い、裏の世界である夜職では「ルールを知らなかったから仕方ない」ということが通用しません。
もし、知らずに先輩ホストの客を奪ってしまった場合は、そのお客がいままでに使ったお金の倍を請求することもあるそうです。
また、そうした爆弾行為をしたホストを追うことを専門とする組織もいるようで、逃げるのは至難の業なのだとか。
煌びやかな歌舞伎町で働く彼らは一見自由でルール無用の実力社会にいるように見えるのですが、実はこんなルールなタブーに縛られていたのですね。
クリーン化が進む歌舞伎町、ホスト業界ですが、こういった慣習が無くなるにはまだまだ時間が掛りそうです。
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